U-20 W杯 南アフリカ戦 久保建英のセンスは凄かった

U-20W杯の初戦 南アフリカ戦が行われた。
注目は何といっても15歳で選出された久保建英君。
後半13分から途中出場してきた。
テレビで見たが、南アフリカ選手の交代などそっちのけで久保君のアップを映していた。

プレーはというと全体を通してはボールに絡むシーンが少なかったが、
後半13分と26分にビッグプレーが出た。
後半26分に久保君のアシストから得点しその後は南アフリカに押し込まれる場面が多かった為、
ボールに絡めなかったのは仕方ないところか。

ただ、その2回のプレーはすごかった。

後半13分のプレーはディフェンスラインからクサビのボールを相手ディフェンスラインの前で受け、
2タッチで裏に飛び出した小川にスルーパスを出した。
たった2タッチのパスだが久保君のセンスが凝縮されていた。

何がすごいかというとパスを貰う前からパスを出すまで相手にパスを読まれないで出すかを
考えてプレーしている。
まぁ本人からすると自然にできているのであろう。
ここでは受け取る際もあえて少し自陣に戻りながらボールを受け、
そのまま最後までボールを出す方向を見ないどころか背を向けていた。
おそらく前にスペースがあったたので、トラップで前を向いてドリブルすることもできたであろうが、
あえて前を向かなかった。
それどころかスピードダウンして後ろに下げる雰囲気を出していた。
そこから膝下の最小限の動きで裏へスルーパス。
しかも一度も久保君が見ていないスペースへのノールックパス。
事前にパスを出したスペースを久保君が見ていればディフェンスも警戒するが全く見ていない&体の向きも逆を向いていた。
これは相手も裏を突かれてもしょうがない。

次に後半26分のプレー。
堂安からのスルーパスを左サイドPAエリア深い所で受けるとダイレクトでマイナスへ折り返し、
再び堂安へ。これを堂安が流し込み逆転ゴールとなった。

そしてこのプレーでもやはり相手にパスコースを読ませない様にしていた。
久保君に詰めてきたディフェンスはゴール前へのクロスを切るか、マイナスのパスが出たときに
堂安へ対応できる位置を取るか迷いながらのポジション取りだった。
これに対して久保君は終始ゴール中央を見ていた。それも詰めてきたDFとGKの狭い間を通そうと
一点を狙っている様な見方だった。
そしてボールの蹴り方も足首だけで蹴る方向を変えていた。
これで一瞬堂安への対応が遅れている。

Jリーグでもノールックで堂安へ出せる選手は多く居るだろう。
だが、ここまで中央へ入れる演技をする選手はいない。

わずかなパスだけでも素晴らしい才能が凝縮されたプレーだった。
残りのW杯でどんなプレーがでるか楽しみである。

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