オフサイドのかけ方

今回はオフサイドのかけ方、ラインコントロールについて書きます。

現在のサッカーではディフェンスラインを上げて守るケースが多々あります。
この際のディフェンスラインの上げ方を説明します。

【ラインの上げ方】
ラインの上げ方は、大きく分けると3パターン。
➀決まった選手が最後方にいて1人でコントロールする
➁最後方になった選手が1人でコントロールする
➂ディフェンスライン全員でコントロールする

➀決まった選手が最後方にいて1人でコントロールする場合
スイーパーがいる場合はこの方式になります。
昔前の3バックが代表例です。
この場合、FWのマークにはつかずに、1人最後尾にいます。
ディフェンスラインの裏のスペースにでたボールをクリアする、
FWと味方がロングボールをヘディングで競り合ったこぼれ球をクリアするのが主な仕事になります。
と同時に裏に飛び出してきた選手に対してマークに行くorオフサイドラインを上げてオフサイドにするのかを
1人で行います。
ラインの上げ下げを1人で行うため、細かくコントロールできます。
また、他のDFがラインを上げ損ねる事がないです。

➁最後方になった選手が1人でコントロールする
4バックで守るときに採用されます。
まず、ディフェンダーが大きくクリアしたタイミングで4人全員でディフェンスラインを上げます。
そこから相手がせめて来た時に裏を狙ってくるFWに対してオフサイドラインを細かく上げ下げして相手をオフサイドにかけます。
4人で同時に細かくラインコントロールするのは難しいので、4人が一直線にならず、センターバックの1人が1~2m下がったポジションを取って細かいラインコントロールをします。
1980年代末~1990年初頭にかけてイタリアのサッキ監督が編み出したとされるゾーンプレスで使われた戦術です。
これは相手にFWが2人いる場合、最後尾の選手はFWのマークもします。
同時に裏のスペースのカバー、オフサイドコントロールと全てを行う必要がある為、かなり能力の高いセンターバックを必要とします。

➂ディフェンスライン全員でコントロールする
トルシエ監督が行ったフラットスリーが代表例です。
FW2人が主流だったため、FW2人にDF3人で対応する形でした。
3人で同時に細かくライン調整をする為、裏を取りに来る相手に対して➀、➁より数m高い位置(相手ゴールに近い位置)にオフサイドラインを持っていけるのが特徴です。
但し、センターバック3人に高い戦術を求められます。
1人でもラインを上げないとオフサイドが取れず、簡単に裏を取られGKと1対1のピンチとなります。
ただ、この頃は➁の戦術で育った世代が主力になっており、戦術理解度が高い選手が多くなってきています。
また、日本人はチームプレーを大事にする傾向が強いので、高度な戦術でも対応できています。

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